11月15日(木)に、クリーニングの白洋舎とキャノン本社を訪問しました。
 白洋舎多摩川工場は、都心および川崎市内の同社店舗約200店から、毎日1万2千点の衣料品を集荷し、220人の従業員がクリーニング作業を行っています。衣類を個別管理し、着実にお客様にお返しする工場内物流の仕組みや、素材別クリーニング処理、染み抜き工程や最新の半導体・食品業界向けクリーンルーム等を実地で確認できました。練度に応じた従業員の配置や多能工化の推進、社内マイスター制度等や公的資格の技能評価制度など、効率を追求する製造業の現場と同様の取り組みが行われています。
 次いで隣接するキャノン本社ショールームを見学しました。同社の歴史、最新カメラや美術品複製用高精度プリンター、更には宇宙や医療関連も含め、キャノンの最先端製品が2フロアにわたって展示されています。
 特に、画像処理による入店顧客の「性別・年齢判別システム」や「顧客視線・導線分析システム」、店頭POP向け「4Kディスプレー」等、今後、診断の現場に導入されて行く技術の確認は、有意義だったと感じています。

 

 

 

 

 

 

城西支部 齋藤 拓