7月22日(土)に杉並区産業振興会館において、城西支部の実践!スキルアップ講座として「企業内診断士でもできる ビジネス書出版の方法」と題し、 日沖 健先生による講演が、城西支部会員28人、他支部会員22人、合計50人を集めて開催されました。
日沖先生は平成12年来20点以上書籍を出版されている、この分野のエキスパートです。
講演は先ず私たちが書籍出版ということに対しているイメージと、出版業界の実情をわかりやすく対比させることから始まりました。出版不況で書籍は売れなくなっているが、実は出版点数自体は増加していること。そういう中で、出版社としても売れる著者を探しているのであり、テーマを差別化することで自著を出版することも充分可能であること。具体的にどのように出版社を選び、アプローチしていくかの具体論まで話は及びました。
一方印税で大きな収入を見込むことは難しく、本業のコンサルティングのアシストを目的とすることが現実的であること等の出版の意義・目的や、共著と単著はどちらが有利か、自費出版と商業出版がどう違うか等、外部からは不明な点もご説明をいただいています。
後半は各自テーマを決め、企画書の概要を作成するワークショップが主体で、参加者全員からそれぞれのテーマにおいて、独自の視点や感性から、多様な発表が行われました。
質疑応答においても活発に質問が飛び交い、それに対し日沖先生からも経験に則したご回答をいただき、有意義にセミナーを終えることができました。