城西支部地域支援部では毎年、地域支援ゼミを開催していますが、本年度は平成30年2月10日13:30より、中野区産業振興センター大会議室にて、「非観光地のインバウンドの可能性」をテーマに3部構成で実施いたしました。
★目的は以下の通り
① 東京都の観光政策を理解し、その中で診断士が個別に対応できる支援内容を把握する。
② 留学生の目から見た、本当のインバウンドニーズについて紹介してもらい、非観光地のインバウンドニーズを発掘する。
③ 若手診断士や企業内診断士の地域支援活動への参加を支援する。

【第1部】 基調講演として東京都産業労働局 観光部振興課 総括課長代理 片山 泉氏に「観光の現状と取組み」を発表いただきました。
 都内における外国人旅行者の訪問先、訪都外国人旅行者が行った活動等がされ、トリップアドバイザーの外国人の口コミ例が重要。観光ニーズは「日本食を楽しむ」が第1位だが、ショッピングや街歩きを楽しむ傾向が上昇中。外国人旅行者が求めるものは、東京の日常生活に根ざした体験に関心を持っていること等が紹介され、非観光地の需要に大きなヒントをいただきました。 

 
【第2部】 城西支部域内の商店街の方々や中小企業診断士による取り組み事例などの紹介が行われました。
【第3部】 外国人留学生へのインタビューを行い、本音でのインバウンド目的やニーズを多数スピークアウトしていただきました。(中国、ベトナム、韓国、ウズペキスタン、ネパールご出身の計7名)


その一端をテーマ別に紹介いたします。

以上、今回はインフル猛威の中、13名の前日キャンセルがあった中で44人のご参加をいただき、非常に活発な意見交換が実施され、懇親会でもその熱気は高まるばかりでした。今回の企画への参加者の満足度は高いものであったと確信しております。