国際部 浦野創
毎年1月、米国・ラスベガスで開催される「CES」は、各国の企業が最新プロダクトや先端テクノロジーを発表するため、「3年後の世界が見える」イベントとして世界中の注目を集めます。今年1月6日から9日まで開催された「CES2026」を現地視察した感想や最新動向などを報告します。
「CES」とは
「CES」はもともと「Consumer Electronics Show」というタイトルで、米国内の量販店向けに家電の新製品を紹介する見本市として1967年にスタートしました。その後、1970年代のビデオテープレコーダーや80年代のCDプレイヤー、家庭用テレビゲーム、90年代のDVD、2000年代のプラズマディスプレイなど、時代を切り拓く画期的な新製品が、世に出る前に最初に必ずこのイベントで発表されるようになりました。ここで発表された製品が2~3年後には世界中で使われるようになり、人々のライフスタイルを大きく変えてきたことから「3年後の世界が見える」イベントとして、米国のみならず、世界中の注目を集めるようになりました。
その後、2010年代に入るとドローンや自動運転など出展分野が多岐にわたるようになり、「Consumer Electronics」の範疇におさまりきらなくなっていきました。また、「家電」というイメージを薄めたいという主催者の意図もあり、2016年に正式名称を「CES」(シー・イー・エス)に変更しています。




