10月30日(木)19時から、城西支部社会貢献事業部が主催する「城西支部社会貢献事業に関する説明会兼報告会」と題して、ZOOMによる説明会を開催しました。参加者は26名でした。
まず、鳩貝城西支部長からのご挨拶で開会しました。その中で、社会貢献事業部設立の経緯、これまでの活動等についてお話しいただき、中小企業診断士として社会貢献活動に関わることの意義についてご示唆をいただきました。
次いで、東京都中小企業診断士協会 社会貢献事業推進部の勝目猛副部長、城西支部社会貢献事業部の大村貴志部長、社会貢献事業部 Dプロジェクトの宮脇啓透リーダーから、それぞれ以下のような発表をいただきました。
- 中小企業診断士としての社会貢献事業への挑戦(勝目副部長)
なぜ中小企業診断士が社会貢献事業を行うのか、東京協会ではどのような取り組みをしているのか等をご発表いただきました。そして、診断士が社会貢献事業を行うことは会員にとってチャンスが多く、これによって診断士のプレゼンスも向上できるという希望に満ちたお話をしていただきました。

図表1 勝目副部長による、診断士として社会貢献事業に取り組む意義のご説明
2.城西支部 社会貢献事業部の活動について(大村部長)
続いて大村部長より、城西支部社会貢献事業部設立の経緯やその目的や意義、診断士が行う社会貢献活動とは何か、そして今後の予定・計画等についてご発表いただきました。
9月27日に開催された東京協会関連のイベントである「暮らしと事業のよろず相談会」の結果報告や、災害復興・災害対策支援事業で取り組んでいる内容、犬と共に働ける社会づくりに関する案件であるDプロジェクト研究会といった、これまでの具体的な活動をご紹介いただくとともに、今後もこれまでの活動に加え、さらに活躍の場を広げていく目標についても語っていただきました。
3.犬と共に働ける社会づくりの研究~犬を通じた社会環境整備の可能性~(宮脇リーダー)
Dプロジェクト研究会設立のきっかけとして、仕事で多忙なかたわら自身の犬を看病しながら看取った経験から、犬の飼育者が飼い犬と過ごす時間を増やしたいという思いで活動している大学の研究員の方を支援するところから、Dプロジェクトが始まったとのご説明をいただきました。
これまで、職場に飼育犬を持ち込むことに関するアンケートの実施や関係者とのミーティングを開催し、飼育犬を職場に連れていくことの現状について分析等をしてきたとのお話がありました。そして、今後は診断士としての専門性やネットワークを生かした社会実装に向けて活動を進め、そこで得られた知見を他の社会貢献活動に活かしていくことまでの展望も語っていただきました。

図表2 宮脇Dプロジェクトリーダーによるプロジェクトきっかけのご説明
今後も診断士独自の立ち位置を意識した社会貢献活動を推進していきたいと考えております。皆様のご協力とご参加を心よりお待ちしております。




