5月24日(土)に「城西ジャンボリー」が、リアルとリモートのハイブリッドで開催されました。リアル会場新宿エルタワーサンスカイルーム(B室)にて、リアル参加93名とリモート参加者28名の総勢121名にご参加いただきました。

第1部は第14回支部大会を開催しました。まず、東京都中小企業診断士協会の森川会長の代理として、新井さんより「東京 一極集中でいいのか?~将来に備える~」というテーマで、現状の東京協会会員数や城西支部のデータを全国のデータと比較し、診断士の数は年々増えているものの、圧倒的に東京都に集中していることから、地方創生の政策を推進する中で、診断士の今後を考える時期であることをお話いただきました。続いて、鳩貝支部長からはおなじみの指し棒にて、2024年度の城西支部活動報告と、2025年度の活動計画の発表がありました。2025年度は、会員のための事業機会の提供、能力向上を引き続き行うことに加え、社会貢献・地域連携の重要性が高まる中、社会貢献事業部を発足してより力を入れていくことを伺いました。また、今年度は「いっさい がっさい 伸びしろ満載!」をスローガンに活動していきたいという熱いお言葉もいただきました。続いて支部表彰式が執り行われ、支部貢献賞、年間優秀賞、新人賞の受彰者が紹介され、各受賞者よりご挨拶をいただきました。最後は安田総務部長より、城西支部の組織各部の紹介と4区診断士会およびJCGについてのご説明をいただきました。


第2部では、経済産業省関東経済産業局 地域経済課 若井直樹様を講師にお招きして、「中小企業をめぐる諸情勢と政策の動向」についてご講演をいただきました。日本経済の現状をデータとともにご説明いただき、今後の国内投資を後押しする中小企業等に向けた補助金のメニューのご紹介をいただきました。また、中小企業の課題を①取引適正化(価格転嫁対策)②資金繰り支援③経営改善・事業再生支援④事業承継・M&Aの4つの切り口から支援策や取り組みについてご説明いただきました。特に資金繰りに関しては、コロナ前まで水準が回復しているものの、コロナ借換保証の返済が本格化していること、2024年度の倒産件数が10,000件台を上回ったことなど印象的でした。

 

 

第3部の会員部主催の懇親会は、ホテルサンルートプラザ新宿で行われ、107名の方々に参加いただきました。本日の講師や来賓の方々を交えて、会員間の交流で大いに盛り上がりました。懇親会の間は、15名の新人会員の方々から自己紹介を頂きました。こうして会員同士の親睦を深め、人脈を広げる機会や情報交換の場として有意義な懇親会となりました。