城西支部国際部
蜂 谷 和 仁

 今年の6月、高校の修学旅行以来ほぼ40年ぶりに奈良観光を楽しんできました。興福寺、東大寺、薬師寺、法隆寺、大神(おおみわ)神社、長谷寺、飛鳥寺、橘寺、石舞台古墳、高松塚古墳、橿原(かしはら)神宮など、教科書に出てくるような有名スポットを2泊3日で周り、大変慌ただしかったのですがリフレッシュできました。
 初日に訪問した東大寺・興福寺では、6月にも関わらず観光客であふれかえっていました。日本人よりも外国人観光客が多く、私の印象では約8~9割は外国人でした。中国、韓国などアジアからの観光客だけでなく、欧米人の観光客も多かったと思います。興福寺近くの公園では、鹿と一緒に記念撮影する外国人も多く見られました。
 一方で、法隆寺、薬師寺等では、世界遺産に指定されている寺社であっても外国人観光客はほとんど見かけることはなく、その多くは個人旅行の日本人客あるいは修学旅行生でした。同じ奈良県内の寺社でもここまで観光客の層が違うものかと思いましたが、この理由は何だったのでしょうか?

全文はこちらへ…