国際部 岡村 力
1.数字から見た考察
今回は、最近身近な所で感じるグローバル化について述べたいと思います。一つは、ここ数年感じることですが、日常生活の中で外国人を見かけたり、お会いする機会が増えたことです。私は世田谷区に住んでいますが、公園で子供と遊ぶ外国人の親子、散歩する人、コンビニで並んでいる人、近所に引っ越して来た人など様々な場面で遭遇します。コロナ前は、新宿で買い物をする中国人の方が印象に残っていましたが、着実に日常生活に溶け込んでいる外国人の方も増えていることに新鮮さを感じます。コロナ禍などにより、自分が家にいる時間が増えたため、急にそのように感じるのかも知れません。
出入国管理庁の資料を見ると、「令和4年6月末現在における中長期在留者数は266万9,267人、特別永住者数は29万2,702人で、これらを合わせた在留外国人数は296万1,969人となり、前年末(276万635人)に比べ、20万1,334人(7.3%)増加しました。」とあります。