豊島区の魅力と士業連携
城西支部 中小企業診断士/弁護士
杉本拓也
1.自己紹介
皆様お世話になっております。私は弁護士として活動をしながら、2017年に診断士の試験に合格し、2020年の1月に診断士として登録しました。その後すぐに城西支部に入会して現在診断士3年目を迎えております。弁護士は9年目くらいです。
今回は、私の事務所のある豊島区や士業連携にスポットを当てたいと思います。
2.私が思う豊島区の特色・魅力
豊島区は2014年に23区で唯一消滅可能性都市に指定されるという不名誉な事態になりましたが、今や豊島区は魅力溢れる街になっています。
私の事務所のある東池袋には、造幣局跡地に地域の防災機能を担う区内最大の公園が誕生したり、8つの劇場のあるHareza池袋など、次々と再開発が進んでいます。西口も池袋西口公園が生まれ変わり、今後も駅前の大きな再開発が予定されています。
また、豊島区は比較的商業地の賃料も安いですが池袋を中心に立地が良いことも有り、事業者も池袋を中心に多くあります。某大手営業代行会社の総本山が池袋にあることから、そこから独立した事業者さんも多いのが特徴です。また、目白や巣鴨など、魅力ある商店街も多く、住居としては最近ではファミリー世帯に東池袋のタワーマンションや目白の落ち着いた雰囲気の低層マンションなどが人気を集めています。
このように、商業地と住宅地が密接な関係にあり、事業を行う場所としても、居住地としても魅力が多いのが豊島区の特徴です(ちなみに私は目白が好きでよく行きます。)。
(引用:広報としま平成29年11月1日号(特別号)6~7頁より https://www.city.toshima.lg.jp/012/kuse/koho/kohoshi/backissue/h29/documents/20171101_t_all.pdf)
三菱地所設計「池袋西口公園プロジェクト」より(https://www.mj-sekkei.com/project/641)
3.士業連携について
私が弁護士とのダブルホルダーでもありますので、最近私も力を入れている士業連携についても触れたいと思います。
診断士にとって士業連携の重要性はいまさら言うまでもありません。診断士は、いわばジェネラリスト的な立場であり、経営相談の中で人事労務の制度設計や雇用関係の助成金などについては社労士、節税対策や資金調達などは税理士や会計士、契約トラブルや債権回収などは弁護士などのように、顧客に対して自身の連携している士業を速やかに紹介できることが自身の付加価値を高めることにも繋がります(弁護士である私も、自分の顧客に会計士や司法書士を紹介することは頻繁にあります。)。
特に診断士は、地域の事業者さんに助言を行うことも多く、地域の各士業と連携を深めることは重要です。
私が行っている活動は、第二東京弁護士会での士業交流会に参加することや、士業と士業への依頼を希望する事業者とのマッチングサービスを行う「Shares」での声掛け、商工会議所への交流会の参加などを通じて新しく各士業の方と出会うようにしています。
私が連携させて頂きたいと思う士業は、(専門性は大前提として、)比較的同年代であり、チャットツールに対応でき、かつお人柄が親切そうでコミュニケーション能力の高そうな方です。一番重要なのはもちろんお人柄なので、ランチなどにお誘いしてどのような人なのかをお互いに知る機会を持つようにしております。
皆さんはどのように士業連携を深めていますでしょうか。是非私とお会いした際にはお話を聞かせてください。