金融機関を取り巻く環境が大きく変化するなか、金融行政においては、金融機関に「事業性評価」に基づく融資やコンサルティングの推進を求めています。これまでは、金融機関が取引先企業との取引を検討する際に、決算書などの数値や担保を重視してきましたが、現在は、事業内容や経営者の資質を踏まえた将来性を評価した上で、融資や各種支援を行うように変化しています。
地方銀行、コンサルティング会社での勤務を経て、現在は独立コンサルタントとして、中小企業向けに事業計画策定支援・再生支援などを行っている講師が「事業性評価」の概要および意義を説明するとともに、中小企業診断士の顧客支援として金融機関にどのような内容を示すことが有効かという点について、実際のコンサルティング事例や自身の体験を交えてお伝えします。
・金融機関を取り巻く環境の変化
・事業性評価とは何か
・事業性評価の流れを知る(ビジネスモデル俯瞰図作成、業務フロー分析など)
・企業の強みと課題を把握する
・融資や助言につなげる
・金融機関が中小企業診断士に求めていること
・中小企業診断士が金融機関へアピールすべき内容
講師:吉田 浩二 東京都中小企業診断士協会城西支部
著書:・金融機関との取引を円滑に進める方法 (2013年 金融財政事情研究会)
・事業性評価に基づく取引先の見方・支援の進め方 (2015年 近代セールス社・共著)
・事業性評価に基づく融資の進め方 (2016年 近代セールス社)
日時:2019年9月28日(土)13:30~16:30(受付開始13:00)
場所:杉並区立産業商工会館 地下1F 第一集会室(杉並区阿佐谷南3丁目2番19号)
会費:3,000円
定員:40名(申込が定員を超えた場合は、お断りすることがあります)
申込み:MYページまたは 城西支部研修部 宇和川 yuwa0304@gmail.comまで
まで、講座名(独立開業)および支部名、氏名を明記の上、お申し込みください。