社会貢献事業部では4月17日(木)午後7時から「中小企業診断士が行う社会貢献活動」と題して、ZOOMによる説明会を開催しました。参加者は45名でした。
最初に鳩貝支部長からご挨拶をいただき、社会貢献事業部を設立した理由について、「城西支部の社会貢献活動を活発化させ、社会貢献活動を通じて中小企業診断士の認知度を上げていきたい」というお話しがありました。
次いで社会貢献事業部の初代部長である大村部長から説明がありました。以下、そのポイントです。
【大村部長の講演要旨】
1.社会貢献活動を活発化したい
この説明会では、東京協会の社会貢献事業推進部の取り組みと、城西支部の社会貢献事業部の活動方針についてお話しします。
まず東京協会の社会貢献事業推進部では、地域支援活動の一環として、支部や研究会を通じたビジネス発展支援や地域活性化を推進してきました。
また都内の10士業団体と連携した「暮らしと事業のよろず相談会」の開催、復興シンポジウムや防災イベントを通じた災害復興・災害対策支援も進めています。
こうした活動を支部レベルにおいても更に強化するため、城西支部内において地域支援部から独立する形で社会貢献事業部が設立され、社会貢献活動を活性化していくことになりました。
2.診断士による活動を支援
社会貢献活動には、診断士の専門性を活用すること、営利目的ではないこと、公益的なテーマを持つことが求められます。例えば、こども食堂を支援する場合は、調理や清掃等はもちろんですが、チラシ作成やSNS活用、予約受付のデジタル化などの取り組みが診断士らしい活動と言えるでしょう。
また保護ネコ活動を例にすれば、ネコの世話だけではなく、HPや管理システム構築、LINE相談サポートなどが考えられます。
こういった活動に関し、 今後、研究会や支部会員から提案を公募し、その活動を支援する計画です。具体的には新規性・拡張性のある活動を支部会員から募集し、最大2団体に各30,000円の支援金を支給しようと考えています。支援対象とする活動の計画や内容についてはホームページや機関紙等で紹介していく予定です。
3.今後の予定
2025年9月25日(木)には第2回説明会(兼報告会)をZoomで開催する予定で、この際には、社会貢献活動に参加・支援した団体の進捗報告を予定しています。また、10月25日(土)には地域支援部との共催による地域支援ゼミの開催も予定されており、更なる発展を目指します。
4.まとめ
本説明会を通じて、城西支部社会貢献事業部の正式な発足を発表し、社会貢献活動の定義と事業計画の枠組みを共有します。今後は、活動公募・支援金・情報発信の3本柱を軸に、支部会員の皆様と共に積極的活動を推進してまいりますので、皆様のご協力とご参加を心よりお待ちしております。