令和元年度 城西支部 地域活動発表会報告
城西支部地域支援部 近藤 隆
1月25日(土)、中野区産業振興センターにて城西支部地域支援部主催の「地域活動発表会」が開催されました。地域活動発表会(旧:4区コンペ)は、4区診断士会およびJCGの地域活性化活動に対し助成するもので、これまで毎年度、地域活性化活動の支援を推進してきました。本年度も各診断士等で地域活性化に取り組んだ(あるいは今後取組みを検討している)活動における課題、改善施策をご発表いただくことで、本発表会を通じて新たな知見を得ていただき、地域活性化活動を効果的に支援することを目的としています。
豊島区中小企業診断士会のテーマは、『地域伝統工芸とベンチャー企業のコラボレーション事業』で、「豊島区伝統工芸保存会」で実施している伝統工芸教室に外国人観光客を集客することにより豊島区伝統工芸の活性化を目的としています。杉並中小企業診断士会のテーマは、『PONTE IOGI スマート商店街』で、西武井荻商店街のキャッシュレス化を推進し商店街のさらなる発展を目指しています。新宿区中小企業診断士会のテーマは、『 新宿区における地域支援 』で、「新宿区基本構想」に見る中小企業診断士の地域支援のあり方について発表がありました。中野中小企業診断士会のテーマは、『「中野区企画提案プロジェクト」による中野区産業振興策の継続提案 』で、平成12年から19年間、毎年おこなっている中野区企画提案会(中野区へ直接プレゼンテーションする提案会)への提案内容を検討・作成するプロジェクトについて発表がありました。JCGのテーマは、『 地域に貢献する下水管維持管理業とデジタル化 』で、生活基盤である下水道管路の維持管理を主力事業としている企業の支援について発表がありました。会場の都合で発表及び質疑応答の時間が予定の半分の15分となりましたが、4区診断士会、JCGの地域支援活動に対し活発な意見交換があり、大変意義のある地域活動発表会となりました。発表会の最後には、4区診断士会およびJCGの代表者から講評をいただきました。