2018年度
城西支部「第45回 研究成果発表会」報告
城西支部 前野 純一
3月23日(土)、城西支部「第45回研究成果発表会」が中小企業会館において開催されました。参加者は新たに入会予定の6名を含む合計109名でした。城西支部では、労務・コンサル実務・流通・法務・情報・印刷・ものづくり・先端小売・国際化・見える化・地域振興・飲食の13研究会が活動しています。
当日は11研究会に城西プロコン養成塾(JOPY)を加えた12の研究会が研究会活動の成果を発表しました。RPA実践報告、農業経営と6次産業化の展開、IT業界の働き方改革、飲食店の環境分析と収益予想モデル、大相撲部屋支援事例、商店街診断事例など興味深いテーマも多く、2会場同時進行で発表が行われました。
本発表会は、各研究会のコンサルティング事例やテーマ別の研究成果の発表を半日という時間で情報収集することができ、さらに各方面の専門家と接触できる貴重な機会です。
発表会後の懇親会には58名が参加して、新入会員の紹介、JOPY第14期メンバーによる活動エピソードの披露、元お天気お姉さん診断士の育休からの活動復帰宣言などで大いに盛り上がりました。発表会と懇親会では、ベテランから若手、業界もさまざまな会員が一同に会す機会を通じ、お互いに貴重な時間を過ごすことができました。
<発表テーマ>
9階講堂 | 8階A・B |
コンサルティング実務研究会 佐藤 健 製造業A社に対する継続的なコンサルティング活動の実践 ~従業員向けアンケートの活用~ |
ものづくり経営管理研究会 清水 仁司 クラフトビールブームに見る「モノづくり」への参入 |
先端小売業研究会 安井 悦高 買い方発想によるIT企業支援 ~BtoC向けツールを応用したBtoB向けサービスの事例~ |
飲食業界研究会 草彅 幸太 飲食店の環境分析と収益予測モデル(@中野) |
労務管理研究会 岸本 慎介 IT業界の働き方改革 ―― 次に何をすべきか? |
流通問題研究会 望月 真生 農業経営と6次産業化の展開 |
印刷及び関連産業ビジネス研究会 小山 武夫 包装の品質を高める |
情報管理研究会 湯山 恭史 RPAの実践報告 |
ビジネス法務研究会 近藤 登喜夫 事業承継支援に必要な知識と経営者支援」 |
国際化コンサルティング研究会 本藤 博威 医療参入を目指す中小企業の戦略とは |
見える化研究会 浅田 達斎 見える化プロコン塾(大相撲部屋支援事例)のご報告 |
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城西プロコン養成塾(JOPY) 前野 純一 西荻北銀座商友会診断報告 |
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城西支部「ニューイヤーフェスタ」開催のご報告
2019年1月19日(土)、城西支部恒例の新年行事「ニューイヤーフェスタ」が中野サンプラザで開催されました。第一部(参加者102名)では、最初に、各支部の新年行事の合間を縫ってご参加いただいた東京協会の松枝会長から、今年の協会の方針をお話しいただきました。続いて、西武信用金庫理事長の落合寛司様に「中小企業診断士とともに、中小企業をより元気に」という題でご登壇いただきました。
昨今、業績が芳しくない地域金融機関が多い中、なぜ西武信金が好業績を継続しているのか、その理由の一つに外部の専門家を活用して、コンサルティング機能を発揮していることが挙げられるとのこと。コンサルティングにより、取引先企業の技術・商品力に磨きがかかり、企業のビジネスチャンスの拡大につながっていくといった話がありました。また、診断士に対しては、専門家・金融機関等との連携(=診断士一人ひとりが一つの分野を極めていく)や成功報酬型の顧問収入に切り替えることによる顧問先へのコミット向上・顧問料増額へ、等の力強いアドバイスをいただきました。
第二部の懇親会(参加者88名)は、落合理事長にもご参加いただき、会員部主催の「平成にちなんだクイズ」余興などで大いに盛り上がるほか、会場のあちこちで談笑の輪・打ち合わせ?の輪ができ、とても充実したひと時を過ごすことができました。
「第7回城西ジャンボリー」の報告
5月26日(土)の午後1時30分より中野サンプラザにて第7回城西ジャンボリーが開催されました。
第1部では、支部特別企画として「クライアントの心をつかむ!顧客満足度を高める秘訣」と題した講演を(一社)日本クレーム対応協会代表理事の谷厚志様より熱く語って頂きました。前職の時に2,000件超のクレーム対応された実績に裏打ちされた講演で、クレームであっても対応次第でファンを増やすことができる等、診断士にとってクライアントへのクレーム対応へのアドバイスや心構え、自身の対応などに非常に役に立つ内容でした。また、講演では聞き手を飽きさせない話し方や最新の話題にもふれられ、ユーモアをもって話されたことなどはセミナーを行う診断士も参考になることが多かったように思います。同時に執筆本の『超一流のクレーム対応』『心をつかむ!誰からも好かれる話し方―魔法のコミュニケーション38』の販売も行われ、あっという間に完売となりました。残念なことに購入できなかった方は、即書店へ急いでください。
第2部での支部大会では、平成29年度の事業実績報告、平成30年度の事業予定、新役員が報告されるとともに、支部表彰式では、年間優秀賞に佐藤一彦氏、内藤博氏、畑中修司氏の3名、新人賞に石川拓也氏、片山泉氏、栗林太郎氏、田中研二氏、三木進史氏の5名の合計8名の会員の方を表彰いたしました。
第3部の懇親会では他支部の幹部の方にもご出席いただき85名の会員の方の参加を頂きました。
今年の会員部のイベントはダービー前とあってゴールまで誰が早く駆け抜けることができるか?新入会員を応援するテーブルごとに答えを一緒になって考えるクイズで、新入会員を紹介する場を兼ねて行われました。いつもの一言挨拶より親近感が持て顔も覚えられそうでよい企画でした。
今年は役員改選の時期でもあり、今までお世話になった、柴原支部長はじめ、近藤経理部長、平山広報部長、河野地域支援部長、中村国際部長、鈴木渉外部長の6名が挨拶を行いました。
今回退任される中で鈴木実務従事支援部長は所要のため懇親会には出席できませんでした。本当にお疲れ様でした。
新部長・委員長としての抱負とお願いを丹内広報部長、長谷川地域支援部長、大檐(おおのき)国際部長、稲垣実務従事支援部長、鳩貝支部活性化委員長の5名の部長より行われました。坪田渉外部長は所要により懇親会には出席できませんでした。新部長・委員長には城西支部を大いに盛り上げていただけるよう期待されています。 半日を有意義に過ごせたジャンボリーでした。