#09 LBS@MUSICグループ LBS@MUSIC芸能・音楽事務所 代表 加藤 貴行さん
LBS@MUSIC芸能・音楽事務所は、豊島区池袋を拠点に活動する、夢を追いかける表現者(アーティスト・アイドル・役者・声優・アスリート等)が目標を達成し、プロとして活動できるよう育成していくことを事業の主軸としています。
当事務所のアイドルが池袋警察交通安全キャンペーンのゲストとして招かれるなど、池袋の「ご当地アイドル」を輩出する事務所として活躍をしていますが、その裏にはどのような経緯があったのでしょうか。代表の加藤貴行さんにお話を伺いました。
活動の軸に「道徳心」を
-HPを拝見させていただきましたが、「道徳心がテーマ」という記載が印象に残りました。これにはどのような意味が込められているのでしょうか?
加藤 芸能でもビジネスでも同じだと思うのですが、どんなに技術やルックスに力を入れていたとしても人間性が育っていないと周りの人や自分自身が疲れてしまい消えてしまうんですよ。
私達芸能は、自分の夢を叶えて成功するということは、周りの人、ファンの人はもちろん同僚やクライアントさんにも喜んでもらえないといけないと思うんですよね。
活動されてる方には、不安のあまりか間違った意識、他人を蹴落とすことや中傷誹謗などしてしまいライバルを蹴落とし周りを下げてしまう、その結果その人自身も消えていく。活動は好きで始めたのに、いつのまにか他人を不幸にしてしまい自分自身も苦しいものになってしまう。
中には自分の夢・やりたいことを話したくても友達や家族に否定されるので話せないで終わる。これはあまりにも悲しい事だと思います。
自信や周りの人間力があれば違う結果になったのかもしれません。活動をしていくなかで心や人間力が成長できる場面は沢山あります。その人の心、人間力が成長すれば、自分自身も安心できて活動もより楽しくなり、周りの人も楽しくなり、ファンが増えていき成功する。ですのでLBS@MUSICでは、心や人間力これらのことをまとめて道徳心と思い大切にしています。夢に向かって活動できるということは本当に素敵な事だと私は思います。
-だからこそ道徳心を磨いていくことは重要なのですね。
聖地池袋から元気と平和を届けたい
-なぜ、そもそも活動の拠点を池袋にしたのでしょうか?
加藤 私は昔から音楽が好きで、実際にバンドのボーカルもやっていました。以前は栃木に住んでいたのですが、その時からバンド活動は池袋まで通っていました。今は無くなってしまったのですが、当時ヴィジュアル系の聖地である「IKEBUKURO CYBER」というライブハウスがありまして、私にとっては池袋がホームで、ここで成長していったんですよ。
-池袋への大きな愛があったんですね。
加藤 そうですね。池袋平和通り商店街に事務所を引っ越して来たことがきっかけで、池袋平和通り商店街の理事長に、商店街の毎週パトロールや清掃、お祭りやイベントなど一緒にさせていただく機会が増えました。池袋平和通り商店街に「ピース君」というイメージキャラクターがいまして、ピース君の声優、町おこしPRドラマの脚本や撮影編集を当事務所で請け負っています。企画の段階から関わらせていただいているのでとても愛着があり、当事務所タレントの夢のためにもなっていますので、商店街の皆様には特に感謝をしています。豊島区議会議員の方にも沢山の行事に同行させていただいてますのでこの豊島区が、ここの池袋平和通り商店街が私達の地元なんだなぁと。
-今後も、メインは池袋で活動をされていく予定なのでしょうか?
加藤 はい。やはり豊島区池袋を中心にして豊島区から元気と平和をお届けできる芸能事務所でありたいと思います。当事務所の豊島区を中心に活動するご当地アイドル、「豊島区ぴーすUPがーる」のリーダーでもある宇崎真里愛が豊島区立としまのみどり防災公園 愛称IKE・SUNPARK(イケ・サンパーク)でイケ・サンパーク広報大使として就任してることや、当事務所のおとこの娘アスリート 奏かおるが、青森から下関まで1550Kmの本州縦断フットレースマラソン(一斉スタート5位)を完走したように、全国での活動を積極的に行っているので、豊島区から元気をお届けできる地域振興マラソンができればと考えています。
豊島区のご当地アイドルを増やしていきたい
- 今後考えているビジョンについてお聞かせください。
加藤 基本的には現在行っている、ご当地アイドル のプロデュースや声優、アーティストの育成、作品製作を伸ばしていきたいと考えています。例えばご当地アイドルであれば、本人たちの夢を目指す活動の中で街のためになり誰かのためになる。そんな活動を増やしていきたいです。 豊島区の子ども達にも、豊島区にご当地アイドルがいるということを知ってもらい、その子たちが豊島区のご当地アイドルになることが夢と言ってもらえるような活動・環境も作っていきたいと考えています。
- 多くの子供たちの夢を叶える場を提供できるようにしたいということですね。
加藤 そうです。更に、先ほどの話で出てきたアスリートアイドルの地域振興マラソンによる町おこし活動や、当事務所に所属する声優による道徳観をテーマにしたアニメ、ドラマ制作などを行って、社会貢献ができながらも芸能活動で夢を実現させていく事を実現させていきたいと考えています。
- 社会貢献をすることで、応援をしてくれる強力なファンがつくようになりますね。
加藤 はい。実際に、池袋警察署の防犯課、交通課のイベントに参加させていただく機会も増えてきて、池袋警察署の入り口や署長室に宇崎真里愛の防犯バッヂのポスターが貼ってあります。活動を通じて応援してくださる方や、ファンになってくれる方が、イベントなどで声を掛けてくださる機会が増えてきてますので、非常に励みになりますし、私も本当に嬉しいですね。これこそ本当に皆様に感謝しています。
- 地域密着型のご当地アイドルというのは、とてもやりがいのある職業であることがわかりました。私も陰ながら応援させていただきます。
本日はありがとうございました。
※ 取材内容は2022年3月現在
[企業情報] LBS@MUSIC芸能・音楽事務所 |
(余録)
加藤代表自身もヴィジュアル系のバンドとして本格的な活動をしていたということもあり、アーティストとして活動することの楽しさと厳しさというものをリアルな経験談から知ることができました。目先のことだけでなく、「道徳心」を養ってアーティスト活動に臨むことを第一とすることは、基本的なことではあるかもしれませんが、実行することはとても難しいことだと感じました。だからこそ道徳心のあるアーティストは厳しい芸能界でも生き残っていけるのでしょう。
元々は池袋のご当地アイドルとして活動していた、超人気アイドルが生まれるのもそう遠くはない未来に実現されるのではないかと思えました(北村航洋)。