増加する訪日外国人旅行者

皆様ご存知通り、昨年の訪日外国人旅行者が政府目標であった年間1,000万人を初めて達成し、1,036万人となりました。さらに政府として観光立国実現に向けた推進体制のもと、「2020年オリンピック・パラリンピック東京大会」の開催を追い風として「2020年・2,000万人の高み」をめざすべく、本年6月17日に「観光立国実現に向けたアクション・プログラム2014」を決定しています。 一方で2012年における外国人旅行者受入数の国際比較では、日本は836万人で第33位と低位に甘んじています。第1位はフランスで8,301万人と何と日本の約10倍です。 日本は自然・歴史的建築物等の観光資源が豊富で、さらに「おもてなし」の心、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」など、外国人観光客にとっての魅力は満載と言えます。そして訪日外国人旅行者は今後ますます増加するでしょう。このような中、訪日外国人旅行者の受け入れ体制の構築は中小企業にも重要課題となってきます。飲食店、宿泊、タクシー業界等さまざまな業界における整備・改善が欠かせません。 中小企業診断士としての出番も急増することが大いに期待されます。 チャンス到来です!!

2014年月  国際部長 山本 倫寛 


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