2月18日(土)、中野区産業振興センターにて城西支部地域支援部主催の「地域活動発表会」が開催されました。地域活動発表会は、4区診断士会およびJCGの地域活性化活動に対し助成するもので、地域活性化活動の支援を推進しています。この地域活動発表会では、各診断士等で地域活性化に取り組んだ(あるいは今後取組みを検討している)活動における課題、改善施策をご発表いただくことで、本発表を通じて新たな知見を得ていただき、地域活性化活動を効果的に支援することを目的としています。

 4区診断士会およびJCGの発表では、杉並中小企業診断士会がテーマ『区と連携した介護事業所への業務継続計画(BCP)作成支援』にて、介護保険の制度改正による業務継続計画(BCP)策定義務化に伴う、杉並区におけるBCP作成支援について発表がありました。新宿区中小企業診断士会のテーマは『新宿区における地域支援(令和4年度新型コロナウィルス対策支援について)』で、令和4年8月から拡充された新宿区の商工業緊急資金(特例)に係る地域支援について発表がありました。中野中小企業診断士会のテーマは、『コロナ禍における中野区事業者アンケートの結果について』で、区内事業所の活動状況や直面している経営課題等を把握するためのアンケート実施と結果について発表がありました。JCGのテーマは『「揚げたてのからあげを急速冷凍 ! セントラルキッチンを活用した事業再構築の支援事例」』で、外食産業で多店舗を展開する企業への補助金を活用した支援とその成果について発表がありました。豊島区中小企業診断士会のテーマは『弁護士・診断士のシナジー活動』で、経営のわかる企業法務専門の弁護士として活動のあり方について発表がありました。

 会場の都合で発表及び質疑応答の時間が15分となりましたが、4区診断士会、JCGの地域支援活動に対し活発な意見交換があり、大変意義のある地域活動発表会となりました。発表会の最後には、4区診断士会およびJCGの代表者から講評をいただきました。

城西支部地域支援部 地村 健