「コロナ禍における小規模事業者の具体的支援事例」
~城西支部研修部主催 コンサルティング道場報告(10月31日(日))~

10月31日(日)、城西支部研修部主催のコンサルティング道場「コロナ禍における小規模事業者の具体的支援事例」をZOOMにて開催し、47名の方にお申込みいただきました。講師は東京都よろず支援拠点チーフ・コーディネーターの金綱 潤様と東京商工会議所経営相談担当の阿知良 拓様です。

 

前半は、金綱様より、よろず支援拠点で実際に支援した事例を元に、コロナ禍の中どう支援していったのかを分かりやすく説明いただきました。内容としては、事業者様がどうしたいかを実現するのではなく、どうすれば事業者様の課題を解決できるかをしっかり検討し提案したもので、効果もみな立派なものでした。これは、お客様と課題についてとことん掘り下げた議論をしたうえで行わないとできないことだなと思いました。

よろず支援拠点金綱様

後半は阿知良様より、東京商工会議所の支援策や具体的なコロナ禍の対応事例についてわかりやすく解説いただきました。中でも事業者の方々がこのコロナ禍の中で、補助金ありきの姿勢になっているということを言われており、やはり根本的でしっかりとした計画策定の支援が重要であることを再認識いたしました。

東京商工会議所阿知良様

お二人のお話をお聞きし、今後の診断士活動においてどう対応していけばいいのかを考えさせられた有意義な半日となりました。

城西支部 研修部 小林 仁