9月8日(日)、城西支部研修部主催『復活!第32回コンサルティング道場「見えない時代を生き抜くための思考法とテクニックを身につける」』が開催されました。講演2本立てで行われた今回、大型台風が近づいている日曜日にもかかわらず、己を磨いて道を究めるために、東京都中小企業診断協会会員およそ50名が参加しました。
 前半は、一般社団法人日本経営心理士協会の代表理事・藤田耕司氏による「経営参謀としての中小企業診断士の戦略」です。AIなどの技術が急速に進化する中、人間にしかない付加価値をどのように生み出し、中小企業診断士としての強みをどのように発揮するかについて考えるきっかけになりました。
 後半は、一般社団法人ビーイング・バリュー協会の顧問・小野ゆう子氏による「あなたは何者?経営者と繋がるためのパーソナルブランディング術」です。変動性・不確実性・複雑性が高く、不明確な時代に、中小企業診断士としての価値をどのように見つけ、求められる存在になるためにどのように思考し、どのように行動するかを考えるきっかけになりました。
 全体を通して感じたのは、環境変化を脅威ではなく機会として捉えるためには、方法やテクニックではなく、「中小企業診断士としての在り方」が大切だということです。今まで意識が薄かったことを改めて意識することができた有意義な時間でした。